すでにベストセラーになり、発達障害でない人にも読まれているこの本。今日はこの本についてまとめました。
目次
なかなか「生存」をテーマにする本って、なかなかないだけに、そのテーマがドンピシャに刺さってる人が多いんじゃないでしょうか。私も「なんとか生き延びてる」という状況の時が多いです。
どんな方なのか?をwikiから見てみましょう。
借金玉(1985年 – )は、日本の作家、元起業家。男性。北海道出身。弟はライトノベル作家の宇野朴人。高校を落第寸前の出席日数で卒業し、物書きになりたくて早稲田大学文学部に進学。同大学を2留ののちに卒業。在学中に発達障害(ADHD)と診断される。大学卒業後、金融機関に就職するも2年足らずで退職。飲食業と貿易業のダブル起業したが事業撤退し現在は非正規雇用の営業マンとして働いている。
2017年1月にKADOKAWAより「書籍化を目指して、ブログを始めてみないか」という声が掛かり、同年2月にはてなブログ「発達障害就労日誌」を公開した。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E9%87%91%E7%8E%89
この後に、本の中で印象に残った部分を列挙していきます。
表現の差はあれ、発達障害の人が口に出すこの絶望を、ポップな形で表現されてるのが印象的でした。
私自身、借金玉氏が書かれているように、「かばんが軽いと不安」という状態でした。
※またどこかで、このブログに自分自身のカバンの写真もあげたいですが、だいぶカオスです。
日曜は何がなんでも休め!そのためには週明けに持ち越したくないことがあれば土曜日に終わらせろ!など、休むのが苦手な人にも実践的な方法が書かれていました。
まさに、同じことを考える人は多いのでしょうか。
自分自身は、人生の中で「睡眠」を重要視することで、なんとか気性や体調が安定しています。
これは衝撃的な言葉でした。自分自身、髭をそるときなど、だいたい鏡を見ず剃って、
外出して明るい場所で鏡を見るときに「全然剃れてないやん」と一人で落ち込むことが多かったので、とてもこの内容は理解できました。
こちらは、意外と語られてない事実かと思います。
気力がない時に無理やり「何かをする」と悪化する、と本には書かれています。
やりたくなるまでは、無理をしてはいけません。と。
これは自分自身の実感としてもあり、昨今の筋トレ・ランニングブームに怖さを感じる部分でもあります。
本の帯を取ったところにも書かれているフレーズ。
この本を含め、自らの生きやすさを獲得することで、「生存(さバイブ)」していきたいと、強く思いました。