「発達障害に気づかない大人たち<職場編>」の書評・感想

精神科医の神田橋さんが、何かの本でおすすめされていて読みましたが、とてもおすすめです。

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特に、著者の星野さん自身が、医者でありながら発達障害当事者で、星野さんの実践内容が、とても細かく書かれているのが参考になります。

面白かった部分を記載します。

 

社会性を伸ばす方法

この本では、大学生も対象に含んでおり、社会性を伸ばす方法として、部活とアルバイトが触れられています。

特に、アルバイトに関して、興味深い内容が書かれてい他のでシェアします。

「少人数の職場で、怒らず、優しく、よくほめてくれる責任者」のもとで働くことを著者は進めています。(発達障害のある人は、最初の職場で怒られるなどの経験で、その後働けなるケースなども存在するため)

私は、学生時代2年半ほどバーでアルバイトをしており、そこである程度の社会性が身についたと感じていますが、一緒に社員が癇癪持ちで、怒られない日がないというくらい、よく怒られていたので、このアドバイスの重要性が身に染みるほど分かります。

 

発達障害をカミングアウトすべきかどうか?

この本では、以下のように書かれています。

カミングアウトすることによって得られる利益はどれだけあるか?

それをはかるためにも、障害をオープンにした場合、はたして

・どれだけ理解してくれる人はいそうか?

・どんな支援が受けられそうか?

・それによって職場生活はどう好転しそうか?

などを、あらかじめよく考えて見るといいでしょう。