副業(NPOプロボノ)を通じて見えた人生の切り拓き方~新しい「公私混合」論~

ずっと前からまとめたかったテーマについて、まとめました。

・プロボノとは?

プロボノとは、各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身。

引用:wiki https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%8E

・プロボノに関わるきっかけ

-NPOやソーシャルビジネスへの興味が芽生えはじめた学生時代

※ちなみに、卒業論文のテーマは、「ソーシャル・ビジネスにおける人材育成–日本とシンガポールの事例から–」という内容でした。

-しばらく意識から遠のいてた社会人最初の2年間

-社会人2年目の終わりに改めて目覚める

-目覚めるのを後押しした社内制度

・時系列ごとにプロボノを見る

-関わる団体を選定期

まずは、自分自身の興味関心から、気になる団体を探しました。

団体を見つけた後は、代表の話を聞ける場にとにかく足を運ぶ足を運ぶ。

代表と話したりして、自分の中で「確信」に変わるまで、情報を調べました。

-お試し・様子見期

数ヶ月たったタイミングで、2団体、自分自身が共感できる団体に出会いました。

プロボノスタートは、「お互いどんな風に関わっていけるか?」がとにかく手探りです。

まあ、普通の仕事もそうかもしれませんね。

〈コミット量を定量化するなら〉

月1回、土日に1、2時間MTGをして、それ以外はオンラインで軽くやりとりするスタイル

-どっぷりつかるタイミング

団体と関わりはじめて半年ほど経ったタイミング

自分にとっては関わっていた団体の「認定NPO」化のタイミングともつながりました。

「認定NPO」って何?という方はこちらから

https://www.npo-homepage.go.jp/about/npo-kisochishiki/ninteiseido

〈コミット量を定量化するなら〉

週1、2でMTGやインタビュー、それに加えて自分自身で進められるところは進めるために集まったりする。

・プロボノで得たもの

-新しい仲間

-本業とのやっている業務の対比で語る

・本業

-SEO(主にキーワードマーケティング/アクセス・順位分析など)

-社内調整(ネガな意味ではなく)

→上記を中心として、仕事全般に通じるスキルセット、マインドセットを身につけている

・NPOプロボノ

-マーケティングファネルの設計・見直し

-PPC

-SNS戦略

-ユーザーインタビュー

-イベント企画・運営

などなど

あまりにも本業でカバーしてないスキルセットを求められ、自ら学ぶ姿勢がより強化されている・・

・プロボノで失ったこと

-時間?

-本業への興味関心?

・プロボノでの失敗・難しさ

まずは難しさの方から。

NPO側のプロボノ受け入れ体制が整っているか?

プロボノ側の主体性が問われる

 

・これから

-本業の中に副業を組み込む

-本業と副業の境界線はこれからどんどん曖昧に

 

・プロボノ受け入れ先を探したくなった方へ

サービスグラント、おすすめです。

https://www.servicegrant.or.jp/

サービスグラント嵯峨さんの本も、おすすめです。

みなさんのプロボノライフの参考になれば幸いです。

スリランカの満月の日に、宗教観を見直した話

スリランカ滞在中に、満月の日に行われるウェサック祭りがありました。

貴重な体験だったため、ブログに残しておきます。

満月の日に行われるウェサックとは?

以下のブログがよくまとまっていたので、引用します。

お釈迦様の生誕、悟り、入滅が同じ月だったということに由来して、5月の満月はウェサック(もしくはヴェサック。Vesak=シンハラ語で5月の意味)祭として、スリランカ各地でお祭りが繰り広げられます。

引用:http://www.colombofudosan.jp/?p=1185

ちょうど、ポヤデーについては、事前に読んだ高城剛の本にも書いてあり、満月の日が滞在中にあることに気づいた時は、とても楽しみになりました。

スリランカは、いまでも満月の日(ポヤデー)を国民の休日とし、多くの人たちは白い服を着てお寺へお祈りに向かう。このピースフルな雰囲気はスリランカならではだと思うので、もしスリランカに行く機会があれば、ポヤデーと呼ばれる満月の日を滞在予定に組み込み、お寺に行ってみると良いと思う。

 

引用;サバイバル時代の健康術(P24)

ウェサックの特徴

特徴をいくつか挙げますね。

お酒が飲めない

これは、がっかりされる方が多いかもしれません。

私はMocktailというノンアルコールカクテルをいただきました。

渋滞がハンパない

トゥクトゥクをつかまえるのも一苦労です。

飲食が無料で提供される

私もアイスクリームをいただきました!

ランタンや仏旗が街中に飾られる

 

お寺に参拝する時の作法

普段は有料のお寺についても、ウェサックの期間は無料で参拝できました。

きちんと作法を確認した上で、参拝しましょう!

靴を脱ぐ

白い衣装を着ていく

以下、こちらのブログがよくまとまっていました。

https://ameblo.jp/howtotriplk/entry-12062656210.html

 

ウェサックに参加して感じたこと

宗教について

いかに普段、自分自身が「宗教に無頓着か?」ということを考えさせられました。

正直、私は、この時期スリランカの至るところに飾られてある仏旗を見ても、その旗が何を示すのか分かっていませんでした。

また、トゥクトゥクのおじさん達も、仏教徒はステッカーなどを貼ってるので、仏教徒だと一目で分かりました。

 

たった1週間でしたが、ウェサックの期間に滞在できて良かったです。皆さんも是非スリランカに行くときは予定をあわせてみてください!

「僕は仕事ができない」状態だった新卒1年目の自分の話

「僕は仕事ができない」状態だった新卒1年目の自分の話

今年、自分たちのグループ新卒入社の社員が配属になりまして、

2年前の自分自身を振り返ってみたく、こちらのブログを書くことにしました。

 

まとめようと思ったきっかけ

ちなみに、こちらのブログにインスピレーションを受けたものです。

こういったブログは人に希望を与えるので、重要だと思います。

https://note.mu/hatidori_mizuho/n/n16a197140972

また、何人かのこの春から新社会人の友人と話す中で、何かしらまとめておきたいなと思い記事にしました。

入社日に配属を知る

総合職配属。「営業になると思っていたし、営業を志望していた」んですが、

結果「マーケター」としての配属になりました。30名近く同期がいて、なんと自分1名のみ。

きっと営業向いてないと判断されたんですかね。

「マーケターとは何ぞや?」と思いながら研修を迎えることになります。

2週間の研修

ひたすら会社の部門や社会人としてのマインドセットのインプット、ビジネスマナー研修。

19時に終わるのですが、その後何かイベントに参加したりできず、ふらふらでした。

1日、某研修会社が入ってロープレ研修でズタボロにされ、自分自身人前で涙することに。。

まあ良い経験でした。

いざ現場配属

いざ配属されたら、上司はなかなか曲者な感じで、とてもやりにくかったし、

最初は自分を出せずに、いました。

現場配属以降に起こった事件をご紹介

事件1 :洗濯事件

3ヶ月経ったくらいの時に起きたのは「洗濯事件」。

その時シェアハウスに住んでいて、ちゃんと洗濯物を洗濯して、乾かして、というサイクルがうまくまわせておらず、体臭問題で席が近い人に問題視されていました。。

事件2:キーボード事件

ちなみに、私はキーボードを不思議な位置で叩く癖があって、膝の上に置いてデスクワークをしてます。

膝に置くと、後ろの方に椅子を引かないといけないのですが、

それにより後ろの通路を通る人から苦情が来たりしました。。

 

事件3:スケジューラー事件

昼ごはん食べた後に、歯磨きするのを忘れないように「歯磨き」とか会社の予定に入れてました。普通に入れないですよね、普通。。

事件4:Googleで検索事件

研修を終えて、配属先のデスクに行ったら、なんと「自分の名前で検索されて出てきた記事を読まれて」いました。

教訓:Googleで検索された時のために、ブログなどはちゃんと整理しておこう

事件5:ざっくばらん合同ランチ事件

割愛。

その他、異常な量のメモを取って警戒されるなどなど。

他にも、、

DM事件

破門事件

熊本事件

などなど色々ありました。(詳細は語りたくなったらまた。)

 

ほんとにコントみたいな自分を、2年の歳月をかけて、

育ててくれたチームメンバーへの感謝は感じています。今でこそ。

 

2年後の今

まだまだ仕事が十分にできるとは言えませんが、

チームメンバーから見ても、「頼もしくなっていた」と言ってもらえるようになってきました。ありがたい。

 

30歳にどんな状態でいたいか?

あと2年半で30歳ですが、ぼちぼち定義して、達成のための計画を立てていこうと思います。

発達障害が「はじめてのGTD」を実践して人生変わった話

発達障害が「はじめてのGTD」を実践して人生変わった話

「はじめてのGTD」とは?

本屋には置いてある、この本になります。

実践し始めたきっかけ

一緒に住んでいるシェアハウスの住人がこの本を読んで実践していて、

自分自身興味が湧きました。

 

GTD活用法

また、GTDを実践するためのアプリとして、以下の2つを選びました。

その話は、別記事でまとめていきます。

本の冒頭が衝撃なので、引用します。

・頭の中の「気になること」を”すべて”頭の外に追い出そう。

・それらすべての「気になること」について、求めるべき結果と次に取るべき行動を決めよう。

・そうして決めた、取るべき行動を信頼できるシステムで管理し、定期的に見直そう。

引用:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術(日本語版解説)

この3つの言葉に出会った時、その言葉の説得力の強さに衝撃を受けました。

「では具体的に、それをどうやって実践するのか?」がこの本には書いてあります。

ぜひ本を手にとってみてください。

〈履歴書の空白〉4月1日から社会的所属を失ってしまった方へ

社会的所属を失ってしまった方に伝えたいこと

浪人、ニートなどなど、春は社会的所属を失ってしまう人が、出てくるタイミングかなあと感じています。今日は、自分自身のそういった経験について書きます。

 

社会的所属を失った当時の感覚

正直、3月31日の、学生であるまでは、翌日から社会的な立場がない、ということを軽く見ていました。「将来的にネタになるからいいや」ぐらいの感覚でした。

ただ、実際に4月1日になり、大学の友人たちが入社式を迎えることを想像して、

自分自身が上野のカフェに一人いるという事実を、自分自身受け入れることができず、

たった1日で精神が驚くほど参ってしまいました。

 

衝撃の記事に出会う

そんな絶望してる中、衝撃的な記事にふと出会いました。

まさに当時の自分のためにあるような記事でした。

 

4月1日から社会的所属を失ってしまった方へ

https://ameblo.jp/sodateage-kudo/entry-11503201314.html

この記事で具体的に実施すると良いと書かれていたのは以下のことです。

①少しでもいいので収入の確保をする

②昨年度までお世話になった方にご連絡する

③支援機関を探してアクセスする

 

実践したこと

 

それぞれ自分の経験に重ねて書きます。

①少しでもいいので収入の確保をする

①については、就職活動が終わるまでは、自分でバイトしたりはできませんでした。ので親からの若干の仕送りに支えられていました。その点恵まれていたと言えると思います。

②昨年度までお世話になった方にご連絡する

②については、就職活動や大学でお世話になった方に、メッセージを送りました。精神的にも参ってしまっていたので、送るのに、1通1通時間がかかってしまいましたが、なんとか気持ちを前に進めることができました。

③支援機関を探してアクセスする

③については、既卒の方の就活サポートをしているUZUZという団体(新宿)に駆け込み、色々と話を聞いてもらいました。そういった場があったことで精神的に助けられたのをとても覚えています。

UZUZ

https://www.wantedly.com/companies/uzuz

また、人とのつながりという点で救われたのは、当時シェアハウスに住んでいて、自分自身は社会的な立場を失ったことに絶望していたのですが、それをシェアハウスの仲間が「ネタにしてくれた」こと。それにとても救われたことを覚えています。

 

衝撃的な本

当時の自分のような、「働けない若者たち」にフォーカスした本無業社会もとてもリアルな内容なので、ぜひ読んでください。


無業社会 働くことができない若者たちの未来 (朝日新書)

 

あまりにも衝撃で、当時の自分は著者の工藤さんに気づけばメッセージを送っていました。

2015/04/3 16:19

工藤様

はじめまして。
この4月に大学を卒業した◯◯と申します。

就職活動をしていたものの、納得いかない部分があり内定を辞退し、4月1日より社会的な肩書きを失いました。

4月1日に、以前から存在を知っていた「無業社会」を読み、その後に、このエントリを読みました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kudokei/20140331-00033905/

この二つを読み、また身近な信頼している方に相談する機会から、今までの過去の歩みを再度振り返り、お世話になった方にご連絡する覚悟がつきました。

このようなきっかけをいただいた工藤さんに直接感謝の連絡をしたく、不躾ながら拙い文章でメッセージをお送りさせていただきました。今後一層のご活躍をお祈りいたしております。

◯◯

返ってきたメッセージもまた感動だったのですが、それはまた別の機会に。

 

実践した結果

細かい過程は省略しますが、その後就職活動を続き、

6月4日に無事第一志望の企業から内定をいただき、その翌年の4月1日から、

周りから3年遅れで社会人スタートを切ることができました。

そこからも色々あるのですが、それは、またの機会に。

 

社会的所属を失う前にもし戻れたら

今の自分の人生には後悔しているわけではないのですが、

もし社会的所属を失う手前の方がこの記事を読むかもしれないという期待を込めて。

「全力で、自分の人生を生きる努力をしてください。」

当時、自分の周りにも、卒業直前で内定先を辞退して、振り出しに戻った人もいました。

ただ、そいつのすごいのは、そこからわずか数週間で執念で、自分がコミットする組織を見つけて入社の意思を固めたこと。(自分にはそれができませんでした。)

ぜひ、自分の人生を生きてください。