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サインバルタとは?
サインバルタ(一般名:デュロキセチン)は、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ薬です。
参考
サインバルタの効果
気分を上げるための効果が、期待できます。
そのため、うつ状態になった方に、よく処方されます。
・効果が出るまで、読み始めてから2週間程度かかる
・頭痛がやわらぐような効果もある
自分自身、それぞれあてはまりました。
個人的には、「服薬してから効果が出るまで時間がかかる」薬ははじめてだったので、ちょっとじれったい感じもありました。
サインバルタの副作用
私の場合は、以下の内容が顕著でした。
・排尿困難
・男性機能の低下(主治医に相談すると、副作用という点に加え、そもそもうつ状態になるとそうなる)
・吐き気
服薬期間中に、数回だけでしたが、自分にも起きました。
なぜ、通院するような状態になったか?
一言で言うと、「バーンアウトした(燃え尽きた)」というのが大きなところです。
また、6月の、梅雨になる前のあたり特有の、季節要因も、多少影響があったかもしれません。
なぜ、抗うつ薬に頼りたくなかった自分が服薬にいたったか?
主治医から、回復するためには、「休職」と「服薬」が重要と言葉をもらったからです。さらに、「休職は休んでみるまでどれぐらいの期間が必要かわからない」という言葉をもらいました。どうしても、休職をしたくなかった(したら今の生活に戻れる自信がない)ので、その選択肢の中なら、ということで、服薬を選んだ形です。
※主治医選びの方法なども、別途記載できればと思います。
また、なぜ「抗うつ薬に頼りたくなかった」のか?という点に関しては、抗うつ薬に関してのスティグマ(偏見)みたいなものがあったのでしょう。
サインバルタの服薬記録
まず、自分自身は、まだ軽度だったということなので、
20mgを、服用し続けました。(通常だと、20mg服用→40mg服用にシフトするのが一般的とのことです。)
6月8日 服薬開始(1日1回)
7月26日 2日に1回に変更
8月15日 3日に1回に変更
8月26日 サインバルタを使わず、漢方のみに
その後も定期的に通院。
サインバルタ服薬中の飲酒(アルコール摂取)について
これは、気になる人も多いのではないのでしょうか。
私の場合、最初の1ヶ月は一切アルコールを飲まない生活をしていました。
ただ、主治医に相談してみたところ「(ちょっと飲むぐらいなら)いいんじゃないですかね。笑」と返答が返ってきたので、自分自身も「本当に飲みたい時に飲む」という風に行動を変えることができました。適量なので、幸い「飲みすぎて悪化した」という感覚は、起きませんでした。
本を読むと「1年は服薬を続けた方が良い」などという言説があったりしますが、「自分自身の心身に聞きながら、主治医と相談の上、適切な期間を決める」ということの重要性を感じました。
サインバルタが必要なくても生活できるようにするために
以下のものたちが、役に立ちました。
・行動記録表
毎日、1時間ごとに、自分自身がした行動と、その時の気分を記録としてつけます。
・運動
おすすめされたのは、バービージャンプです。
・料理
また、薬をつかわなくてもよくなったからといって、「元の水準に体力が戻る」わけではないのが重要です。「体力が落ちてる中で、いかに仕事などを工夫してやるか?」が重要です。(こまめな相談や、睡眠などを最優先で確保することなど。)
また、左足のしびれと時たま感じる事に関しては、まだ対策がわかっていないため、そこは引き続き様子を見ていく形になります。(おそらく、末梢神経障害と言われるものだと推測しています。)
参考になった本
・心身養生のコツ(旧:精神科養生のコツ)
「薬とは、松葉杖のようなものである」という言葉が、とても指針になっています。
※書評は以下にまとめています。
・会社で心を病むということ
今でもですが、しょっちゅう泣くようになったりしたのですが、そういった心のメカニズムが、わかりやすく解説されています。(感情爆発するのは、カタルシスという自分自身を守るためのもの。)
・借金玉の本
うつの手前にある、「自分自身の発達特性」に改めて向き合うきっかけをいただきました。
クリアファイルで書類が整理できてなかったのですが、バインダーを導入して、多少改善された気がします。
※書評はこちら
・HSP
・時間術大全
・薬に頼らない
・松崎さんの、うつの本