「神田橋條治の精神科診察室」の書評・感想

『神田橋條治の精神科診察室の概要

著名な精神科医の神田橋條治先生が、2018年末に本を出しました。

 
この診察室で、人は生きやすくなる

臨床の職人・神田橋條治がたゆむことなく続けてきた治療への試行錯誤。臨床経験の積み重ねで磨いた技術、治療者としてのふるまいを、自身の症例報告の形式で記録する。
出てくるケースは、発達障害・愛着障害・うつなど、非常に幅広い症状について、示唆に富む内容が書かれています。
 
1(男性/三〇代/兵庫県/主訴…仕事が長続きしない(ただし現在は在職中)。精神科の通院歴あり。そのときの診断はうつ病。)/2(男児/一〇歳/東京都/主訴…発達障害の疑い。両親が付添い。小児科でストラテラを処方されたことがある。)/3(女性/三〇代/鹿児島県/主訴…問診表にいろいろ書いてある精神科の通院歴あり。そのときの診断は境界例。)/4(男性/三〇代/鹿児島県/主訴…うつ状態。発達障害の疑い。心療内科への通院歴あり。そのときの診断はうつ病、および発達障害の疑い。その心療内科からの紹介状を持参している。)/5(男性/四〇代/鹿児島県/主訴…うつ状態。心療内科への通院歴あり。そのときの診断はうつ病。その心療内科からの紹介状を持参している。)/6(男性/四〇歳/鹿児島県/主訴…アルコール依存症。内科への通院歴あり。その内科からの紹介で来院。)/7(男性/二〇歳の大学生/鹿児島県/主訴…無記入。父親が付添い。発達障害のある適応障害の疑い。スクールカウンセラーからの添え状持参。)/
神田橋條治の精神科診察室』を読んで感じたこと

今までの、何十冊も本で蓄積されてきた、

神田橋條治メソッドの集大成的なものが、惜しみなく出ています。

実際どんなメソッドが書かれているのか?の一部は、こちらにも記載しています。

【完全公開】精神科医の神田橋條治先生に診察してもらって

あと、個人的には、このブログでも追記しましたが、WAISの検査をぶったぎってるのも面白かったです笑

【完全公開】WAIS-Ⅲ(知能検査)の結果 ✅| 発達障害かも?と思う前に是非受けて

 

ビタミンB6やマルチビタミン&ミネラルについても紹介されています。(私も愛用しています。)

神田橋 そうです。「ところでボクは、脳の発育をいくらかでも促進するようなサプリメントを探していて、今のところ見つけているのはこれなんです」と言ってネイチャーメイドのビタミンB6を勧める。そして本人は落ち着きがなくてO-リングテストができないかもしれないから、そのときは、本人にお母さんと手をつないでおいてもらって、それで本人の頭にビタミンB6を当てて、お母さんの指でテストします。本人にできそうなら、本人の指で検査すればいいですが。それで結果が良いようなら、何錠服むか指テストで調べます。それから、同じネイチャーメイドのシリーズでマルチビタミン&ミネラルというのがあるから、それも、どれくらい服むといいかを指テストで調べます。そして「一ヵ月くらいで少しずつ変化が出てきますよ。落ちつくというよりうも、いままでできなかったことができるようになるという形で変化が出てきますから、見てたらいいですよ」っていうんです。

 

以下の本といい、適切にビタミンB6を取得する大切さが、徐々に注目されてきている感じがします。

発達障害は栄養で良くなる 新時代に希望をもたらす未来医療

おすすめです。