ブレイクスルーエクスペリエンスに参加して

ブレイクスルーエクスペリエンスに参加してきました。

https://www.japandma.com/bte/

ブレイクスルーエクスペリエンス

ブレイクスルーエクスペリエンス2

 

目次

参加したきっかけ

2度目の参加。最初は参加するつもりがなかったが、「仕事など人生のステージが変わった今、改めて参加したい」と考えるようになりました。

参加前の準備

この2つの動画を、毎週末に見て準備しておきました。

https://www.youtube.com/watch?v=mpV7eq08tAM&t=2s

https://www.youtube.com/watch?v=LSnp0fL5Y9s

説明会の準備として語られていたことは、以下のようなことです。

・ブレイクスルーエクスペリエンス中は、砂糖などハイパーになるものは極力取らない

・羽織れるものを持っておく(会場が寒い可能性があるため)

・宿は近場でとっておく(1日目に深夜までプログラムがあるため)

・ファシリテーターを活用する

参加レポート

2日間のプログラム概要

サイトに記載されている内容から抜粋します。

カリキュラム 第1日目
午前:意識と宇宙の原理原則の理解(前編)

量子物理学や宇宙物理学、心理学、価値論、人間行動学、生理学などをとおして人間の意識、宇宙のメカニズムについて31の原則について学びます。

午後~深夜:ブレイクスルー体験ワーク

ドクター・ティマティーニが40年以上かけて292の学問から人間意識に変革をもたらす手法『ディマティーニ・メソッド』(DM)を開発。ドクター・ディマティーニの指導の下、DMを完全体験するワークショップ。

カリキュラム 第2日目
午前:意識と宇宙の原理原則の理解(後編)

量子物理学や宇宙物理学、心理学、価値論、人間行動学、生理学などをとおして人間の意識、宇宙のメカニズムについて14の原則について学びます。

午後:ディマティーニ・メソッドの実演

ドクター・ディマティーニが受講生の一人をステージに上げ、ディマティーニ・メソッドの実演を行います。受講生が約2時間でブレイクスルー体験する瞬間を目撃できます。

夕刻:ビジョニングセッション&アクションプラン

ブレイクスルー体験し、マインドのバランスがとれた状態で、自分の内なる声(人生の目的)に耳を傾け、これからの人生ビジョンを打ち立て、それを実現するための行動計画を立てます。

これだけ見ても、何のことやら?という部分があるのではないでしょうか。

これから、少しづつ解説していきます。

1日目

・意識と宇宙の原理原則の理解(前編)

ディマティーニから講義を受けるのですが、

その中で、キーワードをピックアップしていきます。

最高価値

最高価値とは、自分自身が、結果が出ても出なくても、無意識的にやってしまっている行動を見たときに出てくる価値観のことを言います。どうやって特定するのか?という点は、後のバリューファクターの項目で説明します。

7つの領域

ディマティーニは、以下を、人生の7つの領域として定義しています。
仕事
お金/経済
知性/教育
社交/人間関係
家族
健康/美容
スピリチュアル

上記が主要な領域として、午後に実施するディマティーニメソッドは、これらの7つのすべての領域に効果があると言われています。

ディマティーニ・メソッドとは

また、この7つの領域は、「パートナーを選ぶ」上でもとても大切であると言われています。

※ここについては、また追記していきます。

 

・価値観を特定する13の質問(バリューファクター)

午前の最後は、「バリューファクター」という、メソッドを使って、自分自身の価値観を明確化していきます。

バリューファクターとは?

「バリュー・ファクター」は、人間行動学と自己啓発の分野などで世界的な権威として知られるジョン・ディマティーニ氏が38年間にも及ぶ研究結果からつくりあげたメソッドです。「バリュー・ディタミネーション(価値観の特定)」と「バリュー・アプリケーション(価値観の適用)」で構成されています。

ここでは、「バリュー・ディタミネーション(価値観の特定)」を実施します。

以下のような、13の質問に答えることで、価値観を特定していきます。

バリューファクター13の質問

13の質問×3つの回答=39の回答の中で、「数多く出る回答」の中から最高価値を見ていきます。

個人的に、バリューファクターの面白さは、個人が「やりたいと言っている内容」でなく、「実際やってしまっている行動」を見て価値観を特定するところにあると考えています。

仕事の領域を例にあげると、最高価値に合致した仕事は、他の人からリマインドを受けずとも、自分自身が好きで勝手に進めてやってしまうようなことです。逆に、最高価値に合致していない仕事は、他の人からのリマインドや仕事のおもしろさ以外の報酬を設けないと、なかなか進みないことが多いです。(工夫次第では多少うまく進めることはできます。)

また、最高価値に合致した行動は、「結果が得られる」ために行動しているわけでは必ずしもなく、結果の手前の「意図」に対して、行動してしまうようなことです。多少分かりにくい表現になりましたが、「結果が得られても、得られなくてもやってしまうような行動」だと言い換えることができます。

バリューファクターは、以下の本でより情報を得ることができます。

・ブレイクスルー体験ワーク

ディマティーニメソッドA、B面を実践します。

ディマティーニメソッドとは?

こちらも公式サイトから引用します。

『Demartini Method®』(ディマティーニ・メソッド)は、 人間行動学の世界的権威 Dr.ジョン・ディマティーニが、哲学・心理学・社会学・物理学・自然科学など多岐にわたる分野を40年以上も研究し、体系化した自己変革メソッドです。

引用:https://www.japandma.com/about/

基本的プロセスは、以下のようなフォームを利用して、質問に答えていくことで進めていきます。

ディマティーニメソッド フォーム

※フォームは、ディマティーニメソッド公式サイトからダウンロードできます。

 

・ディマティーニメソッドA、B面

上記は、A面のフォームですが、

ディマティーニメソッドはA、B面は対になっており、以下の特性を扱う点で異なります。

A面・・自分が対象の人に対して「行為や憧れ」を抱いている特性

B面・・自分が対象の人に対して「嫌悪や軽蔑」を抱いている特性

ここで、ユニークだと感じるのは、ディマティーニメソッドは、「特性」を具体的に特定して、ワークを進めていくことです。

・なぜ、A面とB面の両方をやる必要があるのか?

ここで、1つ疑問に思われた方もいるかもしれません。

「ポジティブだけ」でもなく「ネガティブだけ」でもなく、「ニュートラル」なのでしょうか?

こちらは、随時追記していきます。

「特性」を目撃した具体的瞬間を特定する

具体的な瞬間を特定するのはとても重要です。

ディマティーニは「Go to the moment!(その瞬間に入れ!)」とよく言います。

シーンがぶれていたり、その瞬間に具体的に入れていないと、ぶれた特性に対してワークを進めていくことになり、その後のプロセスで得られるものが圧倒的に少なくなります。

ワークの中でも、「いつ、どこで、誰に対して、それを誰が認識したか(見ていたか)」を徹底的に質問し、具体的な瞬間を特定していきます。

このメソッドは、それだけでも数時間語れるほどの内容なのですが、

その中でも特に感動的な以下の部分に関しては、また追記していきます。

・「ブレークスルー体験」とは?

ここで、そもそも「ブレークスルー体験」とは?ということを書いておきたいと思います。

・シンクロニシティ

ディマティーニワークの中でも、象徴的な内容なので取り上げます。

まず、wikiから、「シンクロニシティ」という言葉がどのように使われているか?を見てみましょう。

シンクロニシティとは、ユングが提唱した概念で「意味のある偶然の一致」を指し、日本語では「共時性」「同時性」「同時発生」と訳される。例えば、虫の知らせのようなもので因果関係がない2つの事象が、類似性と近接性を持つこと。ユングはこれを「非因果的連関の原理」と呼んだ。

・「〜〜したら/すれば」の破壊

人が何か嫌な状態に陥ったとき、「〜〜したら/すれば」という実際に起きたことの正反対なことが起きたことを想像していしまうものです。

・ファシリテーターによる「完了確認」の質問

・チェアワーク

・感謝の手紙

チェアワークが終了した後、心がオープンになって感謝の気持ちが溢れているタイミングで、対象者に対して感謝の手紙を書きます。その手紙は、対象者に書いた後渡しても良いし、渡さなくても問題ないのですが、ワーク終了後に、書き残しておくことに意味があります。

・体験前/後の感想について

・ディマティーニメソッドを実践する上での注意点

・頭(思考)だけで進めない

これは、過去の自分にアドバイスをするように考えるのですが、まず言えるのは「頭(思考)だけで進めない」ということです。思考だけで進めていくワークは、往々にして失敗します(深いブレイクスルーは得られません)。

・ストーリーを語らない

ディマティーニメソッドの特徴として大きいのは、「ストーリー(自分が軽蔑したり、尊敬したりしている瞬間の具体的な内容)」を語る必要がありません。ワークを進める上で回答する必要があるのは「いつ、どこで、誰に対して、それを誰が認識したか(見ていたか)」という点で、具体的なストーリーは必要ありません。

必要ない理由としては、「人はストーリーを語ると、その出来事がアイデンティティとして固着」します。具体的な例でいくと「震災で傷ついた」というストーリーを語るだけでは、その人は「傷ついている」という状態から抜け出すことが難しくなるからです。

 

・1日目の終了時間

「いつ、どこで、誰に対して、それを誰が認識したか(見ていたか)」1日目は、最長25時まで会場を利用できました。

終電がある方は途中で抜けることができますが、最大限味わうには、宿をとった方が良いでしょう。

2日目

・意識と宇宙の原理原則の理解(後編)

Loveリスト

経済的自立のための10のステップ

・ディマティーニ・メソッドの実演(C面)

2日目は、「獲得と喪失」に関しての思い込みを取り払うディマティーニメソッドC面を実施します。「何かを失うことの恐れ」を、質問に答えることによって解消していきます。

「何かを失うことの恐れ」について

ここで一つ考えてみたいのですが、人は何を失うことを恐れているのでしょうか?

ディマティーニの話の中で、よく「被食者(prey)」と「捕食者(predator)」の話が出てきます。ここからは私の解釈ですが、自分自身にポジティブな特性を多く示してくれると認識している人が失われることを、人間は無意識的に恐れています。

C面は、そういった「恐れ」を解消するためのワークです。

会場の中で、「大切な人を失って悲しんでいる人」を壇上に1人あげ、ディマティーニがワークを実演します。ワークを実践して2時間で、はじまる前には失意の中にいた人が、ワークを通じて悲しみがなくなる瞬間を、全員で目撃します。

・ビジョニングセッション&アクションプラン

ブレイクスルー体験し、マインドのバランスがとれた状態で、自分の内なる声(人生の目的)に耳を傾け、これからの人生ビジョンを打ち立て、それを実現するための行動計画を立てていきます。

ブレイクスルーエクスペリエンス後の話

・ブレイクスルーエクスペリエンスで得られた効果

・ディマティーニメソッドを続けるには

ブレイクスルーエクスペリエンスで、効果を感じつつも、日常の戻った時に、ディマティーニメソッドを継続できていない自分自身に気づきました。(たとえそれが、1日1列であっても・・)

忙しい、単純に時間が取れないというハードル

対象のことを考えると、何かしらブロックが生じている

これらのハードルをどう乗り越えるか?はこれからも考えていく必要がありそうです。

ブレイクスルーエクスペリエンスで大切なこと

ファシリテーターをうまく活用する

ファシリテーターをうまく活用するのが、大切だなと感じています。特に初回参加の方はそうですし、経験者の方であっても、自分1人でワークに取り組むと、変な思い込みにはまったり、前に進めなくなったりすることがあるものです。そういったシーンには、ファシリテーターに質問するのが良いかと思います。(もちろんファシリテーターとの相性があるので、そのあたりも考慮するのが良いかと思います。)

ブレイクスルーエクスペリエンスの料金

2018年の実績金額を記載しておきます。

■ 投資額(税込):
・初めて受講する方:270,000円(税込)
・再受講の方:129,600円(税込)
・夫婦/友人同伴受講の方:399,600円(税込)(199,800円/人)

引用:https://www.japandma.com/bte/

この金額を高いと感じるか、安いと感じるかは、人によるかとは思いますが、長年人生を縛っているアンフィニッシュな課題が解決する、と考えた時にこの金額をどう捉えるか?という点が重要かと思います。

少なくとも自分自身は、3度参加していますが、参加して後悔は一切していませんし、次回以降もその時の自分の状態を見つつ、参加を検討したいと考えています。

※ディマティーニ自体も、ブレイクスルーエクスペリエンスに何回も参加して新たな学びを得ることを推奨していますし、再受講の方の金額設定(はじめて参加する方の半額程度)からもそれが分かります。

ブレイクスルーエクスペリエンスの次回日程

次の「日本での開催」2022年11月3日-4日 (オンライン開催)のようです。

ブレイクスルーエクスペリエンスの詳細

※「日本での開催」と書いているのは、海外では頻繁に開催されているためです。(アメリカ、オーストラリア、イギリス、南アフリカなど)

https://drdemartini.com/

英語に問題がない方は、チャレンジしてみてもおもしろいかもしれません。

ブレイクスルークスペリエンスまでに読んでおきたい本

・ブレイクスルーエクスペリエンス

・バリューファクター