知り合いのtwitterを見て、「大事だけど意外と知られてないのでは?」と思い、ブログを書くことにしました。
「脳は否定形を理解できない」っていうけど、ほんとだなって実感してる。たとえば子どもがカップを持っているとき
「【落とさないように】気をつけてね!」👉落とす確率が高い
「しっかり【持って】ね!」👉落とす確率が低い
ということがあるそう。実感した出来事があるので、近々noteにします。
— ますぶちみなこ (@masco) September 23, 2018
あなたや、あなたの周りに、こういう風に発言している、考えている方はいないでしょうか?
「不幸にはなりたくない!」
「非モテを脱したい!」
実はこのような発言・思考は、「不幸」な状況に自分をさせてしまっていることがあります。
なぜそうなるのか?についてを、ここから解説していきます。
「否定形を受け付けない」脳の仕組みについて
具体的な説明に関しては、一から説明しようと思いましたが、以下のサイトが分かりやすかったので引用します。
脳には「否定形を理解できない」という特性があります。
理解できないというよりも、「否定形」を理解するために、
否定されている内容や行動を一度イメージ化してしまうという表現の方が正確かもしれません。「危ないから、走ってはいけませんよ!」
と言われると、脳には、まず「走る」というメッセージが届きます。
その後、「走る」という行為はNGなんだなと理解するのです。同じ原理を利用した実験として、
「ピンク色のハチマキを頭にしたパンダが机に座って勉強しているところをイメージしないでください」と言われると、イメージしてしまうというものがあります。
参考
http://biz-frameworks.com/category25/Brain_vs_negativewords.html
RAS(網様体賦活系)について
ここで、もう1つ、今回の話に関わる「脳の機能」のお話をします。
RASとは、Reticular Activating Systemの略で、日本語では、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言います。この機能を簡単にお伝えすると、その人がもつ関心事に対して、脳は情報を集めるのに鋭敏になる、というものです。
RASの機能がはたらくと、以下のようなことが起きます。身に覚えはないでしょうか?
- 気に入った車があると、街中にその車を発見してしまう
- 好きな人がいる人は、どんなに離れた場所でも、その人の声がわかる
- ダイエットに関心がある人は、テレビや雑誌、
またはネット上に流れる「やせる◯◯」といったキーワードに敏感になる
また、このような現象は、以下のサイトに書いてあるように「「避けたいこと」や「嫌なこと」も関心事」になります。
つまりは、「不幸にはなりたくない!」と考えていると、「不幸」をフォーカスして、脳は情報を集めるようになります。「不幸」ではないものがあっても、それを認識しなくなります(盲点)。
参考:
https://www.nlp.co.jp/about-nlp0012.php
では、どうすれば良いのか?
自分自身が、何気なく使っている言葉や思考に気づき、改めていくしかないと考えています。
あなたは、この事実にどれだけ自覚的に生きているでしょうか?
このブログを見て、日々の言葉・思考が少しでも変わると嬉しいです。