「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」の書評・感想

ロングセラーになる予感がある「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」について、今回は紹介します。

「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」の概要

 

志村さんは、医師であり、マジシャンでもあります。

そういったバックグラウンドから、「思い込み」や心の問題を楽しくわかりやすく広められる活動をされているようです。

志村さんのtwitterアカウント

@magicshogo

著者の石井遼介さん

在学中から3社創業されるなど、起業家でもあり、慶応技術大学のシステムデザイン・マネジメント研究所の研究員をされています。

また、最近書店をにぎわせている『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』著者の「ふろむだ」さんのご友人でもあられるようです。(この本の謝辞にも名前が出てきます。)

石井さんのtwitterアカウント

@ryouen

期間限定で電車広告も

志村さんも告知されているように、山手線などでの電車広告も実施されていました。

 

 

「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」を読んで感じたこと

印象に残ったのは、以下のような項目です。

それぞれの項目に対して、また時間がある際に補足していきますね。

認知行動療法ACTについて

長期的に役にたつかどうか?

創造的絶望

代替行動

イヤな気持ちは避けた方がいい?

 

興味が出てきた方は、ぜひチェックしてみてください。

この本をより楽しむための補助線

ABC分析

この本とあわせて学んで興味深かった概念です。

三項随伴性は、オペラント条件付けを基にした理論で「人間がなぜ、どうして、その行動をするのか?」を、A:先行刺激、B:行動、C:結果という3要素から理解します。

  • Antecedent:先行刺激
  • Behavior:行動
  • Consequence:結果

例えば、A:嫌な出来事があった、B:飲酒する、C:楽しくなった。とすると、飲酒という行動によって良い結果が得られたので、飲酒の頻度が増える。という図式ができます。このような「環境→行動→変化」の流れを「三項随伴性」といいます。

「三項随伴性は学習理論の中心概念であり、基本的にすべての行動を三項随伴性で説明しています。」

引用;http://www.counselorweb.jp/article/441261060.html