「脳は否定形を受け付けない」という話

知り合いのtwitterを見て、「大事だけど意外と知られてないのでは?」と思い、ブログを書くことにしました。

あなたや、あなたの周りに、こういう風に発言している、考えている方はいないでしょうか?

「不幸にはなりたくない!」

「非モテを脱したい!」

実はこのような発言・思考は、「不幸」な状況に自分をさせてしまっていることがあります。

なぜそうなるのか?についてを、ここから解説していきます。

「否定形を受け付けない」脳の仕組みについて

具体的な説明に関しては、一から説明しようと思いましたが、以下のサイトが分かりやすかったので引用します。

脳には「否定形を理解できない」という特性があります。
理解できないというよりも、「否定形」を理解するために、
否定されている内容や行動を一度イメージ化してしまうという表現の方が正確かもしれません。

「危ないから、走ってはいけませんよ!」
と言われると、脳には、まず「走る」というメッセージが届きます。
その後、「走る」という行為はNGなんだなと理解するのです。

同じ原理を利用した実験として、
  「ピンク色のハチマキを頭にしたパンダ机に座って勉強しているところをイメージしないでください」

と言われると、イメージしてしまうというものがあります。

参考

http://biz-frameworks.com/category25/Brain_vs_negativewords.html

RAS(網様体賦活系)について

ここで、もう1つ、今回の話に関わる「脳の機能」のお話をします。

RASとは、Reticular Activating Systemの略で、日本語では、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と言います。この機能を簡単にお伝えすると、その人がもつ関心事に対して、脳は情報を集めるのに鋭敏になる、というものです。

RASの機能がはたらくと、以下のようなことが起きます。身に覚えはないでしょうか?

  • 気に入った車があると、街中にその車を発見してしまう
  • 好きな人がいる人は、どんなに離れた場所でも、その人の声がわかる
  • ダイエットに関心がある人は、テレビや雑誌、
    またはネット上に流れる「やせる◯◯」といったキーワードに敏感になる

また、このような現象は、以下のサイトに書いてあるように「「避けたいこと」や「嫌なこと」も関心事」になります。

 

つまりは、「不幸にはなりたくない!」と考えていると、「不幸」をフォーカスして、脳は情報を集めるようになります。「不幸」ではないものがあっても、それを認識しなくなります(盲点)。

参考:

https://www.nlp.co.jp/about-nlp0012.php

では、どうすれば良いのか?

自分自身が、何気なく使っている言葉や思考に気づき、改めていくしかないと考えています。

あなたは、この事実にどれだけ自覚的に生きているでしょうか?

このブログを見て、日々の言葉・思考が少しでも変わると嬉しいです。

【黒歴史】過去の日記は読み返すもの?それとも捨てるもの?

突然の質問ですが、みなさんが実家に戻ってやることは何でしょうか?

 

友達に会う、実家にしか置いてないマンガを読む、ピアノを弾く、いろいろ思いつくのですが、

自分にとって重要なのは「過去の日記を読み返す」ことです。

気づけば10年近く書いていた

ここからは、10年分の日記を読み返してみての気づきをまとめてみます。

実家に置いてある10年分の日記を読んでの気づき

恐るべき「認知の歪み」

人の見せる人間だったので、「本当にそれ書いていいの?」っていうことが頻発しています。

親が見たら、どんな気持ちになるのだろうか・・

ただ、そういった、自分の黒歴史、ダークサイドを受け入れる、味わえているのも、日記があったからこそと考えています。

 

過去観ていたアニメを振り返って分かること

ちなみに、高校2年の時にはまっていたアニメは「schooldays」でした。いかに自分自身が暗い人間だったか?が伝わってきますね。

https://mv.avex.jp/schooldays/

 

当時自分が何を考え行動していたか?がリアリティを持って分かる

それでも、当時なりに必死に生きていたわけで、どんなことを考え生きていたのか?はありありと伝わってくるので、日記を書いておいて良かったと思います。

今の日記も、数年後見返したら、貴重なものになるのでしょう。

 

過去の日記は捨てる(処分する)?それとも取っておく?

 

風水などの考え方では「捨てる」「処分する」のが主流のよう

いろいろとネットで調べたところ、「過去にとらわれる」などの理由により「過去の日記は捨てる・処分する」が主流のようです。捨てるのにも、タイミングやコツがあり、以下のサイトにまとまっていました。

参考

https://helping-hand-housework.com/sutekata-tetyou/#i-8

 

個人的な見解

いろいろ調べてみると、「捨てる!」という方も一定数いるようですが、

僕自身は、定期的に読み返したい派です。

ただ、結構重い(楽しい時期じゃない時の日記ならなおさら)なので、

自分の精神状態と相談して読むのが良いのではないでしょうか。

 

そもそも日記を書いていない人へ

そんな人はこの記事を読んですらないかもしれませんが、

もしかして読んでいるかもしれないので。

 

このブログの前提にもなるのですが、「日記を書く」ことは、自分自身を客観的に振り返ることができたり、セルフケアにつながると考えています。

おすすめは「人に見せない日記」ですが、mixi(世代がばれてしまう)やfacebookなどに書いてたものを見返すのも、上記のような効果を得られるので良いと考えています。

mixiに関しては、アカウントを退会する(「退会したユーザー」と表示される)人が多くいて、時代を感じて悲しいばかり・・

 

以上、日記を読み返すことのススメでした。

 

借金玉『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』の感想・書評

すでにベストセラーになり、発達障害でない人にも読まれているこの本。今日はこの本についてまとめました。

『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術の概要

なかなか「生存」をテーマにする本って、なかなかないだけに、そのテーマがドンピシャに刺さってる人が多いんじゃないでしょうか。私も「なんとか生き延びてる」という状況の時が多いです。

著者の借金玉氏

どんな方なのか?をwikiから見てみましょう。

借金玉(1985年 – )は、日本の作家、元起業家。男性。北海道出身。弟はライトノベル作家の宇野朴人。高校を落第寸前の出席日数で卒業し、物書きになりたくて早稲田大学文学部に進学。同大学を2留ののちに卒業。在学中に発達障害(ADHD)と診断される。大学卒業後、金融機関に就職するも2年足らずで退職。飲食業と貿易業のダブル起業したが事業撤退し現在は非正規雇用の営業マンとして働いている。
2017年1月にKADOKAWAより「書籍化を目指して、ブログを始めてみないか」という声が掛かり、同年2月にはてなブログ「発達障害就労日誌」を公開した。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E9%87%91%E7%8E%89

『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術を読んで感じたこと

この後に、本の中で印象に残った部分を列挙していきます。

「僕はジョブズではない」ということにやっと気づいた

表現の差はあれ、発達障害の人が口に出すこの絶望を、ポップな形で表現されてるのが印象的でした。

「かばんぶっこみ」こそが最強の戦略である

私自身、借金玉氏が書かれているように、「かばんが軽いと不安」という状態でした。

※またどこかで、このブログに自分自身のカバンの写真もあげたいですが、だいぶカオスです。

なぜあなたは「休む」のが下手なのか?

日曜は何がなんでも休め!そのためには週明けに持ち越したくないことがあれば土曜日に終わらせろ!など、休むのが苦手な人にも実践的な方法が書かれていました。

眠るのは人生で一番難しいこと

まさに、同じことを考える人は多いのでしょうか。

自分自身は、人生の中で「睡眠」を重要視することで、なんとか気性や体調が安定しています。

僕には「鏡を見る」習慣がなかった

これは衝撃的な言葉でした。自分自身、髭をそるときなど、だいたい鏡を見ず剃って、

外出して明るい場所で鏡を見るときに「全然剃れてないやん」と一人で落ち込むことが多かったので、とてもこの内容は理解できました。

ランニングや筋トレは、時に逆効果になる

こちらは、意外と語られてない事実かと思います。

気力がない時に無理やり「何かをする」と悪化する、と本には書かれています。

やりたくなるまでは、無理をしてはいけません。と。

これは自分自身の実感としてもあり、昨今の筋トレ・ランニングブームに怖さを感じる部分でもあります。

やっていきましょう

本の帯を取ったところにも書かれているフレーズ。

この本を含め、自らの生きやすさを獲得することで、「生存(さバイブ)」していきたいと、強く思いました。

「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」の書評・感想

ロングセラーになる予感がある「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」について、今回は紹介します。

「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」の概要

 

志村さんは、医師であり、マジシャンでもあります。

そういったバックグラウンドから、「思い込み」や心の問題を楽しくわかりやすく広められる活動をされているようです。

志村さんのtwitterアカウント

@magicshogo

著者の石井遼介さん

在学中から3社創業されるなど、起業家でもあり、慶応技術大学のシステムデザイン・マネジメント研究所の研究員をされています。

また、最近書店をにぎわせている『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』著者の「ふろむだ」さんのご友人でもあられるようです。(この本の謝辞にも名前が出てきます。)

石井さんのtwitterアカウント

@ryouen

期間限定で電車広告も

志村さんも告知されているように、山手線などでの電車広告も実施されていました。

 

 

「悩みにふりまわされてしんどいあなたへ」を読んで感じたこと

印象に残ったのは、以下のような項目です。

それぞれの項目に対して、また時間がある際に補足していきますね。

認知行動療法ACTについて

長期的に役にたつかどうか?

創造的絶望

代替行動

イヤな気持ちは避けた方がいい?

 

興味が出てきた方は、ぜひチェックしてみてください。

この本をより楽しむための補助線

ABC分析

この本とあわせて学んで興味深かった概念です。

三項随伴性は、オペラント条件付けを基にした理論で「人間がなぜ、どうして、その行動をするのか?」を、A:先行刺激、B:行動、C:結果という3要素から理解します。

  • Antecedent:先行刺激
  • Behavior:行動
  • Consequence:結果

例えば、A:嫌な出来事があった、B:飲酒する、C:楽しくなった。とすると、飲酒という行動によって良い結果が得られたので、飲酒の頻度が増える。という図式ができます。このような「環境→行動→変化」の流れを「三項随伴性」といいます。

「三項随伴性は学習理論の中心概念であり、基本的にすべての行動を三項随伴性で説明しています。」

引用;http://www.counselorweb.jp/article/441261060.html

 

 

「私たちは生きづらさを抱えている」の書評・感想

発達障害系の本で、かなり読みやすいので紹介。

 「私たちは生きづらさを抱えている」の概要

 

本の概要についてから引用します。

「普通」ってなに?

ポンコツじゃなくてデコボコ。
発達障害当事者、22人のリアル。

「東洋経済オンライン」の人気連載、書籍化!

[書き下ろし体験レポート]
「自分も発達障害かも」と疑う著者が、実際に心療内科を受診し、心理検査を受けてみると……!

「発見の連続に、夢中になってページをめくった。私たちのよく知る生きづらさと、まったく知らなかった生き難さ。
著者だからこそ聞き出せた貴重な証言が本書には詰まっている」
雨宮処凛(作家)

そもそも「生きづらさ」とは?

「生きづらさ」という言葉がはじめて使われ始めたのは2000年ごろ

「生きづらさ」の研究を20年近く続けている、渋井さん曰く、2000年ごろから使われ始めているようです。「なんとなく生きづらい感じ」をこのような言葉で使われることになっています。

「生きづらさ」と「アダルトチルドレン」の違い

数年前まで使われていたアダルトチルドレンとの違いは何でしょうか?

アダルトチルドレンは、が「機能不全家族(家庭による問題)」によって生きづらさを感じる人たちのことを言い、家庭以外の問題によって問題を抱える人も、包摂するために「生きづらさ」という表現が使われています。

 

本の中に出てきた、「生きづらさ」を抱えている人たち

ほんの一例ですが、紹介します。

自分の意見を言えない特性から性依存に

発達障害の二次障害として恋愛依存や性依存というのもよく聞く話です。

「自己肯定感が低い」ことにも起因している部分があります。

京大卒だが会社員が務まらずフリーランスに

こちらは自分と境遇が似ていたのは、ひときわ目をひきました。

一般的に高学歴と言われる人々の中に発達障害が多いのは、だいぶ知られてきている話。

 

 「私たちは生きづらさを抱えている」を読んで感じたこと

 

「グレーゾーン含め、生きづらさで苦しんでる人が増えている」ことが、この本を通じてよくわかりました。自分自身、苦しんできた一人でもありながら、セルフケアの方法を考え実践してきた人間でもあるので、そういった方々を楽にしていけるように、ブログなどで発信をしていきたいと思います。

あとは、この本の後半で記載されている「私の説明書」をつくるというのが、すごく良いなと思いました。自分自身の「発達障害による特性」「性格傾向による特性」「困りごとへの対策」を箇条書きでA41枚ぐらいのボリュームにまとめてるというもの。

著者の姫野さんは、これをつくることによって、自分の特性と付き合えるようになったとおっしゃっていました。

 

あわせて、「グレーゾーンの人も含めた生きづらさを感じている人のライフハック」という観点では、借金玉の本もおすすめです。これが10万部以上売れることが、「誰もが生きづらさの当事者である」ということを証明しています。

【3分でわかる】緊張性頭痛の解消法!

緊張性頭痛の解消法をご紹介します!

緊張性頭痛とは?

緊張型頭痛」とは、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛です。 痛みは後頭部を中心に頭の両側や首筋にかけて起こり、「頭をバンドで締め付けられているよう」とか、「頭に大きな荷重がかかっているような感じ」などと表現されます。

引用:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/naifuku/understand/headache/

自分自身、この緊張性頭痛に、長年苦しめられていました。

人によっては、「吐き気やしびれ」に悩まされて病院に行って処方箋をもらったり、

漢方などに頼ったりする人も多いのではないでしょうか。

緊張性頭痛の対策

ここからは、「どのようにして緊張性頭痛を対策してるか?」という話を書いていきます。

ストレッチ

タオルを使ったストレッチがおすすめです。

日々の姿勢を整える

特にデスクワーク多めの方には、意識して欲しい内容です。

お風呂

お風呂につかるなどリラックスすることが重要だと言われています。

ハーブティ

同じく、リラックスして自律神経を整えるという意味でおすすめです。

個人的には、MENTのハーブティーがおすすめです!



カイロプラクティック

少し高めですが、効果を感じています。

ただ、術後経つと、状態がカイロに行く前に戻ることもあるので、

「根本的にどう対策するか?」を考える必要があります。

こちらに詳しく書いています。

慢性的な緊張性頭痛に!カイロプラクティックに通う理由

ヨガ・ピラティス

姿勢を維持するのに効果があると言われています。

落ち着かない発達障害こそヨガを通じて呼吸を意識すべき

市販の薬

ネットでは製薬会社のウェブサイトなどで強調されていますが、私は試したことがありません。

後半に紹介する本に、市販薬についてもたくさん紹介されています。

緊張性頭痛のオススメ書籍

こちらは、かなりオススメです。

緊張性頭痛のタイプ

本の中で、「緊張性頭痛には3つのパターンがある」と語られています。

また、その3つのパターンで、対応方法がそれぞれ異なるので、まずは「自分のパターンを知る」ことが重要です。

【あなたはどのタイプ?】
*肩や首のこりがあるなら……【肩こりタイプの緊張型頭痛】
*精神的ストレスがあるなら……【ストレスタイプの緊張型頭痛】
*片頭痛持ちだったなら……【片頭痛タイプの緊張型頭痛】

引用;http://bookclub.kodansha.co.jp/title?code=1000028456

ちなみに、私は「肩こりタイプ」と「ストレスタイプ」でした。

本の著者「寺本純 」さんについて

 

緊張性頭痛の原因をさらに知りたい方に

「本を読んで自分のタイプを知り、対策をする」以上に、自分の原因を知りたいという方に。

今後、「頚椎のレントゲン」を取ろうと思っているので、また取った後に、レポートします。

参考記事

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1249472832

http://www.kagua.biz/health/hernia/mri-neck-cervical-hernia.html

スリランカの満月の日に、宗教観を見直した話

スリランカ滞在中に、満月の日に行われるウェサック祭りがありました。

貴重な体験だったため、ブログに残しておきます。

満月の日に行われるウェサックとは?

以下のブログがよくまとまっていたので、引用します。

お釈迦様の生誕、悟り、入滅が同じ月だったということに由来して、5月の満月はウェサック(もしくはヴェサック。Vesak=シンハラ語で5月の意味)祭として、スリランカ各地でお祭りが繰り広げられます。

引用:http://www.colombofudosan.jp/?p=1185

ちょうど、ポヤデーについては、事前に読んだ高城剛の本にも書いてあり、満月の日が滞在中にあることに気づいた時は、とても楽しみになりました。

スリランカは、いまでも満月の日(ポヤデー)を国民の休日とし、多くの人たちは白い服を着てお寺へお祈りに向かう。このピースフルな雰囲気はスリランカならではだと思うので、もしスリランカに行く機会があれば、ポヤデーと呼ばれる満月の日を滞在予定に組み込み、お寺に行ってみると良いと思う。

 

引用;サバイバル時代の健康術(P24)

ウェサックの特徴

特徴をいくつか挙げますね。

お酒が飲めない

これは、がっかりされる方が多いかもしれません。

私はMocktailというノンアルコールカクテルをいただきました。

渋滞がハンパない

トゥクトゥクをつかまえるのも一苦労です。

飲食が無料で提供される

私もアイスクリームをいただきました!

ランタンや仏旗が街中に飾られる

 

お寺に参拝する時の作法

普段は有料のお寺についても、ウェサックの期間は無料で参拝できました。

きちんと作法を確認した上で、参拝しましょう!

靴を脱ぐ

白い衣装を着ていく

以下、こちらのブログがよくまとまっていました。

https://ameblo.jp/howtotriplk/entry-12062656210.html

 

ウェサックに参加して感じたこと

宗教について

いかに普段、自分自身が「宗教に無頓着か?」ということを考えさせられました。

正直、私は、この時期スリランカの至るところに飾られてある仏旗を見ても、その旗が何を示すのか分かっていませんでした。

また、トゥクトゥクのおじさん達も、仏教徒はステッカーなどを貼ってるので、仏教徒だと一目で分かりました。

 

たった1週間でしたが、ウェサックの期間に滞在できて良かったです。皆さんも是非スリランカに行くときは予定をあわせてみてください!

スリランカでアーユルヴェーダ体験!

スリランカでアーユルヴェーダ体験!

スリランカでアーユルヴェーダ体験をしてきました。

アーユルヴェーダとは?

以下のウェブサイトから、基本的な内容を引用します。

アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命科学」という意味で、五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。

引用:https://www.treeoflife.co.jp/ayurveda/

なぜスリランカまで行くのか?

普段から面白い体験をしたがりなので、「強烈な体験がしたい」と、

こちらの高城剛の本を読んで思いました。

僕は自分自身を「健康オタク」と称するほどに健康に気を遣い、あらゆる方法や精神修行を試してきたが、これほど大きな変化を得たことは他には例がない。(中略)本書に飽きたらず、より多くのアーユルヴェーダの知識を手に入れたいと感じたのなら、まずはスリランカへ行って直接現地の施術を受け、アーユルヴェーダの医師と会話を交わしてみてほしい

引用;サバイバル時代の健康術(P31)

結構、直感で動くことが多いタイプなのですが、

こういった神秘的な体験ができることや、現地に知り合いがいたことから、

往復12万近くかけて行くことに決めました。

(大型連休だったこともあり、このような金額になりましたが、おそらく時期と航空会社を選べばもっと安く行くことはできます。)

 

また、大病を持った方が利用してきたアーユルヴェーダですが、

自分自身「緊張性頭痛を和らげたい」という想いがありました。

アーユルヴェーダを受ける前に、「期待していることを明確にする」というのは、大事なことかもしれません。

 

アーユルヴェーダ体験に必要な期間とは?

本格的にやるには、「2週間必要」だと言われています。

一番中途半端なのは、「3・4日間」なそうです。(毒出しが中途半端にされるため)

1日3時間程度で体験できるものも存在しますが、

上記のような理由から、「なんちゃってアーユルヴェーダ」だと揶揄されています。

 

今回の旅での、スリランカ滞在は6日間でした。

そのため、お試し体験としてアーユルヴェーダをすることにしました。

 

オススメのアーユルヴェーダ施設①

今回は、ニゴンボにある、こちらの施設に行きました。

http://www.web.jasminayurveda.lk

スリランカの空港からも数十分と近く、

日本人向け宿泊施設も近くにあることから、オススメされています。

 

受けた施術の内容

3時間で、以下のコースに大きく分けられました。

ヴィヤンガ

全身マッサージです。東南アジアなどで流行っているマッサージはあまりしたことなかったので、初体験。結構力づよくやられるのですが、気持ちよく、途中で寝てしまいました。

最後に、スリランカ人の兄ちゃんが、「Good?」と自信満々に聞いてきました笑

 

スチームバス

20分弱程度でしたが、汗が吹き出る感覚を味わえます。

その後、ベンチで休みながら、ジンジャー風味のお茶を飲んでゆっくりします。

 

シーロダーラ

温めたオイルを額に垂らしていく施術です。

アーユルヴェーダと言うとこのイメージが強いかもしれません。

高城剛さんが言う「5分で気絶」までは味わえませんでしたが、オイルの温かさや匂いも含め、なんとも言えない体験でした。

シーロダーラ 数十分の間、30センチほどの上方から第三の目があるとされる場所にオイルが垂らされる感触はなんとも心地よく、5分で気絶するといわれるほど。身体が浮かび上がるような気分になる。

引用;サバイバル時代の健康術(P111)

 

ハーバルバス

シャワーで頭や体を洗ったあとに、ハーバルバスへ。

ハーブを漬けた浴槽で薬効を受け、さらに身体の芯から温まる施術です。

薬草の匂いに包まれます。真っ暗な部屋を、ロウソクで照らします。

施術後

フルーツとお茶が提供されるので、食べてゆっくりすることができます。

また、色んなオイルだったりも置いてあるので、

試したり、購入したりすることができるようです。

 

料金

気になる料金ですが、なんと4,600スリランカルピー(3,600円程度)でこちらが受けることができます!コロンボ市内だと90分で1万近くかかってくるので、この値段はやはり破格と言って良いレベル感です。

 

感想

3時間でしたが、3時間とは思えないほど、ゆったりとした、豊かな時間を過ごすことができました。

 

今回はお試しでしたが、「お金と時間を確保して、もっと本格的に取り組んでみたい」と思いました。ドクターのコンサルテーションも今回はなかったため、そういった部分を含め試してみたいです。

オススメのアーユルヴェーダ施設②

2つ目の施設として、マウントラヴィニアにある、日本人向けの施設に行きました。

http://www.shanthilanka.jp

コロンボの市内から、トゥクトゥクで30分程度で着く、海が綺麗な場所でした。

あまり入り口は目印はありませんが、中は緑に包まれています。

 

医師のコンサルテーション

コンサルテーションの流れ

下記のような問診票に記載した上で、医師のコンサルテーションが始めまります。

医師はほぼ日本語は使えませんが、必要に応じて、日本人のスタッフが通訳に入ってくださるので語学面の心配はいりません。

医師からの指摘

色んな指摘があったのですが、覚えているところだけ

・洗髪は、夕方6時から朝7時までの間は避けるように

・冷たい飲み物は避けて、常温もしくは温かい飲み物を飲むように

・夜に牛肉は食べないように(魚や豚、鶏はOK)

・ヨガを毎朝15分程度するように

・1日2リットルで、10〜15回小便に行くのは多すぎる

主にこんなフィードバックをいただきました。最初は素直に受け止められなかったですが、徐々に受け止めることができうようになりました。「バランスを取る」というのがキーワードだと、解釈しました。

 

受けた施術の内容

ヴィヤンガ

スチームバス

上記はほぼ、jasminayurvedaと同じだったため、割愛します!

「頭を洗わないように」という指摘をもらい、体を拭いて、薬の処方へ。

薬の処方

3種類の薬を処方いただきました。

それぞれ「浄化」「消化」「アレルギー」などの用途の薬をいただきました。

日本語による解説付きなので安心。

※1種類は、荷物を預けずに飛行機で戻るという事情を踏まえた上で、処方が見送りになりました。(機内に液体を持って帰ることができないため)

料金

施術と薬の料金を含め、10,600ルピーほどになりました。

紹介してくださった方の割引が一部適応されたこともあり、当初の想定よりも安く抑えることができました。

※受けるコースと薬の量や種類によって、前後するかと思います。

感想

最後に、特別にアーユルヴェーダの食事までいただくことができました!

日常の生活習慣に落とし込めるヒントを沢山いただいたのは、感謝です。

真剣に学びたい人向けの本

上記2つの施設について、いかがだったでしょうか?

ここまで読んだ方には、真剣に学びたい方がいらっしゃるかもしれません。

そんな方にはこの本を勧めます。

どこぞの1000円ぐらいの入門本買うより、ずっと良かったです。

 

「身体はトラウマを記録する」の書評・感想

絶賛追記中ですが、多くの人に知ってほしいため更新します。

 「身体はトラウマを記録する」の概要

トラウマ、愛着などに興味がある方にとって必見の本をご紹介します。

この本は4000円以上しても決して高いとは感じませんでした。その本を読んで感じたことを、少しづつまとめていきます。

本の概要についてから引用します。
私たちは何よりもまず、患者が現在をしっかりと思う存分生きるのを助けなくてはならない――世界的第一人者が、トラウマによる脳の改変のメカニズムを解き明かし、薬物療法や従来の心理療法の限界と、EMDR、ニューロフィードバック、内的家族システム療法、PBSP療法、ヨーガ、演劇など、身体志向のさまざまな治療法の効果を紹介する、全米ベストセラー。トラウマの臨床と研究を牽引してきたヴァン・デア・コーク博士の集大成。

本ブログでの「トラウマ」の定義について

辞書通り、「大きな精神的ショックや恐怖が原因で起きる心の傷。精神的外傷。」という意味で使っていきます。

発達障害とトラウマは密接に関係するテーマなのだろうか?

ここで考えてみたい。発達障害の中でも、トラウマを抱えていない人もいると思うが、トラウマの問題で苦しんでいる人が多いように感じる。自分自身、その理由を知りたかった。

この本は、「発達障害」についてメインで語った本ではないが、「人間関係がどのように発達の仕方を決めるか?」などのテーマは語られている。また、本書では「発達性トラウマ障害」という表現が別で使われている。この本を読み進めることで、上記テーマの仮説を持つことができるのではないか?と考えた。

 

 「身体はトラウマを記録する」を読んで感じたこと

読みながら、「印象に残っている項目」の解説をしていきます。

■第4部 トラウマの痕跡

この章は、「トラウマの記憶と通常の記憶がいかに違うか?」について詳細に記述がある。

第12章 「思い出すことの堪え難い痛み」

ここで名言が。

トラウマの本質は、トラウマが圧倒的に信じ難く、耐えられないことだ。

P323

まさに、自分自身がディマティーニメソッド(別途ブログに書きたい)に関わっていて、感じる部分である。いかに、自分自身が自分の見たくない部分を見ないように生きているか?はそれだけでもブログが1つ書けてしまう。

 

■第5部 回復へのさまざまな道

第13章「トラウマからの回復-自己を支配する」

ここにも印象的な文章が。

他者との触れ合いや同調は、生理的な自己調整の源泉であるものの、人と親密になりそうになると、傷つけられ、裏切られ、見捨てられるのではないかという恐れが引き起こされることがよくある。

P345

 

「触れ合う」ことについての記述がある。「触れ合う」ことによって、人が癒しを感じるというのは、よく言われ始めてたり、実感としてもあることだ。そのテーマに関しては、こちらが詳しい。

 

 

第14章「言葉-奇跡と虐待」

次の言葉は、どちらかというか、ソーシャルワーカーたちにとって衝撃的な部分。

だからこそセラピストは、自分自身のセラピーを徹底的に済ませておかなければならない。そうすれば、患者の話によって憤激や嫌悪の感情が生じたときにも、自らその感情を処理して、情動的に患者の役に立ち続けることができる。

P401

 

第15章 過去を手放す-EMDR-

「睡眠とのつながりを探る」

睡眠と抑うつ状態の関係性。自分自身との実体感ともつながって、印象的でした。

睡眠、とりわけ夢を見ているときの睡眠が、気分の調節に重要な役割を果たすことは、研究によってすでに明らかになっていた。

(中略)

夢は古い記憶の断片を、何ヶ月も、何年にもわたってさえ、再生し、再結合し、再統合し続ける。

P429~P430

「睡眠」については、このブログでさらに触れていきたいテーマです。

 

第16章 自分の体の中に棲むことを学ぶ――ヨーガ

共感した項目はこちら。

長期にわたって怒ったりおびえたりすていると、筋肉が常に緊張状態になるために、いずれ痙攣や背中の痛み、偏頭痛、線維筋痛症といった、何らかの慢性疼痛の症状が出る

P439

自分自身、長らく、「原因不明の緊張性頭痛」に悩ませられていた。神田橋さんの改訂 精神科養生のコツなどを手掛かりに、カイロプラクティックに通ったり、その本に書いてあることを実践したりした。自分自身、ヨガをやっているが、その経験ともリンクする。

「緊張性頭痛」について、わかってきたことは、ブログでまとめています。

【3分でわかる】緊張性頭痛の解消法!

 

総括して

この本では、「無力感の記憶」「解離」というのが、キーワードになっている気がする。

それを、一般の人が理解しやすいような形で触れられている。600Pにも渡る超大作だが、「人の心」「回復」に関わる人は、ぜひ読んで欲しいと考えています。

 「身体はトラウマを記録する」を読んだ人にオススメしたいもの

 

ブログ「いつも空が見えるから」

https://susumu-akashi.com

いつも長編ながらも、読ませる構成になっているこのブログ、最高です。

 

本「愛着障害はなおりますか?」

「愛着障害は治りますか?」の書評・感想

 

 

「僕は仕事ができない」状態だった新卒1年目の自分の話

「僕は仕事ができない」状態だった新卒1年目の自分の話

今年、自分たちのグループ新卒入社の社員が配属になりまして、

2年前の自分自身を振り返ってみたく、こちらのブログを書くことにしました。

 

まとめようと思ったきっかけ

ちなみに、こちらのブログにインスピレーションを受けたものです。

こういったブログは人に希望を与えるので、重要だと思います。

https://note.mu/hatidori_mizuho/n/n16a197140972

また、何人かのこの春から新社会人の友人と話す中で、何かしらまとめておきたいなと思い記事にしました。

入社日に配属を知る

総合職配属。「営業になると思っていたし、営業を志望していた」んですが、

結果「マーケター」としての配属になりました。30名近く同期がいて、なんと自分1名のみ。

きっと営業向いてないと判断されたんですかね。

「マーケターとは何ぞや?」と思いながら研修を迎えることになります。

2週間の研修

ひたすら会社の部門や社会人としてのマインドセットのインプット、ビジネスマナー研修。

19時に終わるのですが、その後何かイベントに参加したりできず、ふらふらでした。

1日、某研修会社が入ってロープレ研修でズタボロにされ、自分自身人前で涙することに。。

まあ良い経験でした。

いざ現場配属

いざ配属されたら、上司はなかなか曲者な感じで、とてもやりにくかったし、

最初は自分を出せずに、いました。

現場配属以降に起こった事件をご紹介

事件1 :洗濯事件

3ヶ月経ったくらいの時に起きたのは「洗濯事件」。

その時シェアハウスに住んでいて、ちゃんと洗濯物を洗濯して、乾かして、というサイクルがうまくまわせておらず、体臭問題で席が近い人に問題視されていました。。

事件2:キーボード事件

ちなみに、私はキーボードを不思議な位置で叩く癖があって、膝の上に置いてデスクワークをしてます。

膝に置くと、後ろの方に椅子を引かないといけないのですが、

それにより後ろの通路を通る人から苦情が来たりしました。。

 

事件3:スケジューラー事件

昼ごはん食べた後に、歯磨きするのを忘れないように「歯磨き」とか会社の予定に入れてました。普通に入れないですよね、普通。。

事件4:Googleで検索事件

研修を終えて、配属先のデスクに行ったら、なんと「自分の名前で検索されて出てきた記事を読まれて」いました。

教訓:Googleで検索された時のために、ブログなどはちゃんと整理しておこう

事件5:ざっくばらん合同ランチ事件

割愛。

その他、異常な量のメモを取って警戒されるなどなど。

他にも、、

DM事件

破門事件

熊本事件

などなど色々ありました。(詳細は語りたくなったらまた。)

 

ほんとにコントみたいな自分を、2年の歳月をかけて、

育ててくれたチームメンバーへの感謝は感じています。今でこそ。

 

2年後の今

まだまだ仕事が十分にできるとは言えませんが、

チームメンバーから見ても、「頼もしくなっていた」と言ってもらえるようになってきました。ありがたい。

 

30歳にどんな状態でいたいか?

あと2年半で30歳ですが、ぼちぼち定義して、達成のための計画を立てていこうと思います。